oose__pa’s diary

音楽愛に溢れた人間です

田舎者21歳の夏のおわり

クソ汚いシャッターの目の前で実習までの暇つぶし。目線を右にずらせば汚いATMが、左にずらせば汚いバス停が、ある。

私の地元のものは大体汚い。ものも人も。なんでだろうか、色がくすんだもので溢れている。

本当の地元からはバスで30分ほどの、市でいちばん栄えている中心地の話、クソ汚いシャッタークソ汚いATMクソ汚いバス停が並んでいる。

うちの地元ってやばいな〜友達みんなでてったな〜なんて思いながらクソ汚いシャッターを眺めてなにもかも投げ出したくなった、今日の朝の話。

なんだかんだしっかり実習やって、ちゃっかり30分早めにあがらせてもらった。

就職活動では毎回夜行バスに12、3時間乗る羽目になる。汚いものが普通になる前に、汚いものを汚いと思える感性が腐る前に、脱出するんだ〜。21歳の春。

 

 

零色 / マカロニえんぴつ 感想文みたいなやつ

まーたマカロニえんぴつの話する

初の全国流通盤アルデンテから零色という曲

このアルデンテっつうEPも全曲語れるくらい好きなんやけど、ずば抜けで零色が凄い

 

イントロからポワポワした音とじくじくしたギターの音が胸に刺さる、そして囁くような優しい歌声から曲が始まる、しかもいきなり韻踏みまくりの完璧なスタートダッシュですぐ惹きつけられる

からの、Bメロ。ここの一発目のフレーズ、私の知る中で一番最高のフレーズ。好きな曲の好きなフレーズ山程あるけど、間違いなくいちばん。

誰も何も体内に入れさせては絶対に駄目だと彼は言う ただ今は零色に染まれよ

これです。聞くたびに身体が疼く。エロすぎないかい?私が何を想像してるかは言わないが、エロすぎないかい?あとこのフレーズから微かに香る支配欲が余計に色気を増す。

何故微かになのか、それは単語を1つ1つブツ切れでメロディーに載せてることと倒置法が使われていることからだと思う。

彼は、絶対に誰も何も体内に入れさせては駄目だ、と言う  ただ今は零色に染まれよ

倒置法を正し、言葉と言葉の隙間を正確に書くとこうだろう。

それをこうだ

誰も  何も  体内に  入れさせては  絶対に駄目だと  彼は言う  ただ  今は零色に  染まれよ

この1つ1つの言葉をはっきり区切りながらではっとりさんは歌う

この少しの言葉と言葉の隙間の一瞬で私はいろーんなことを考えるのだ、そして遠回りで微かな支配欲を感じた。淡いオレンジと柔らかいピンクがやさしく混じりあい、たまにグレーが混ざろうとしてもそれを跳ね返すようなイメージだったところに、ほんの少し黒が流れ込んできてしまうようなイメージで。

ストレートにぐっとくる歌詞も哲学的な歌詞も唸ってしまうくらい綺麗にメロディーに乗っかった歌詞も大大大大好物だが、妄想大好き考えすぎ思い込み激しいガールな私はこういう、いろんな考えを頭いーっぱいに膨らませられる歌詞を本能で好きになってしまうんだ。

 

Bメロから、少しずつ歌声のテンションがあがっていって、サビに行くんだけど、サビを何かに縋るように歌うんだよね、歌詞もそんな感じ。これがクセになる。少し荒々しい歌詞を力強く歌ったあとに、ラスサビで最後の最後の ずっと探しているんだ  がまたちょっと切ない感じで締めてて、胸がぎゅんってなる。からのアウトロ。イントロと同じくシンセサイザーのポワポワ音とギターのじくじくした音で終わる。

最初っから最後まで、メロディー、歌声、歌詞、音がずっと私の全てに刺さりすぎる。

完璧だよなあ。好きとか最高とかずっと聴いてられるとか、それはもちろんだし、それ以上に完璧だ…まで思った曲はこれが初めて。

 

高校卒業したくらいから、もういろんな音楽聴きすぎて、私はもうこれ以上音楽に感動することはないんじゃないかって不安になってた。

全然全然全然だった。感動しまくり。マカロニえんぴつは感動とワクワクと感嘆をたくさんくれる。9月のミニアルバムももちろん予約してしまった。

音楽に対するアンテナを一生張り巡らしていたい。まだまだ音楽への興味やワクワクを仕舞ってしまうには私は若すぎる。たぶん誰だってそうだと思う。

 

学生最後の夏休みに何をしようか考える

今年もあと2週間ちょっと頑張れば夏休みだ

私はいま3年制の専門学校の3年生だから、今年の夏休みが学生最後の夏休みになる

高校卒業後にすぐ働き出した同級生も何人かいるけど、ほんと凄いと思う。もう2年間も夏休みのない夏を過ごしてるなんて、まだまだ私には考えられない。

大学に行くほどの努力もしなかったのに、20歳を超えても夏休みを頂けるなんてありがたいし、せっかくなら自由に楽しく過ごしたいな〜なんて思う。

とりあえず今の予定として国内旅行、学校の友達と広島に一泊。もみじまんじゅうとお好み焼き食べて、原爆ドームかな。旅行ってどこに行くかもだけど、結局誰と行くかだよね。なんとなく学校が合わなくてずっとしんどかったけど、それでも旅行に行けるほどの友達がいることが嬉しい。こーんなめんどくせえ私と仲良くしてくれて感謝しかないや。移動中とかホテルの時用に面白い話のネタ用意しとこう。

2つ目は夏フェス〜!これは外せない

もう高校生の時から毎年行ってるし、たぶん学生最後とか関係なく就職しても絶対行く。結婚しても子供できても親の介護が必要になっても、音楽を好きでいる限りは行く。イコール一生、死ぬまでだ。今年も色々なバンドがくるけど、とりあえずSUPER BEAVERを絶対に最前で見るということだけは決めてる。青い春、閃光、人として、嬉しい涙、予感、何歌うかな〜なんて考えるだけで何時間でもワクワクできる幸せ。野外で聞く大好きなバンドの音楽はほんとに全てを浄化してくれるからね。学生最後なのと、20代最初のフェスでもあるので、お酒も飲みながら楽しみたい🍻最高。

大きな予定はこれくらいだから、まだまだ余白はたくさんある。小学生みたいに夏休みの目標みたいなのとか決めてみようかな。

最近みたい映画をリストアップしまくってるから、それはとにかく全部見ていきたい。全部で30本くらいかな。1日1本でも足りないから、観れる日にまとめて観よう。目標いち、映画を30本みる。

バイトはどうしようか。あんまりシフト入れすぎるのもよくないとは思うけど、バイト自体楽しいから全然働きたい。お盆もあるし忙しくもなるだろうし、10万は稼ごう。

このくらいかな、あとはどうせ飲み会いったりカラオケいったりするはず。

もっと計画練って海外行きたかったな、とか 彼氏と海行くのしたかったな、とかも思うけど、既に充分大充実の夏休みになることは決定なので、あとはそれを後悔なくひたすら楽しむだけ。もう夏休みの気分で夏休みのこと考えてたけど、まだまだ授業もテストも残ってるんだった。まずはテスト勉強から、全力で9月まで駆けぬける。

 

最終的にマカロニえんぴつのエイチビーのレビューみたいになった

今週のお題「わたしの好きな歌」

好きな歌なんていくらでもある

最近はネクライトーキーや 2 をよく聞くし、夏だからクリープハイプやマイヘアをもっと聞きたいな、なんて考える

夏だから、なんてありきたりな理由で聞きたい音楽を毎日たくさん思い浮かべるけど、いざApple Musicで音楽を選ぶと必ずマカロニえんぴつのエイチビーを再生してしまう

一曲目 サウンドオブサイレン

からもう最高

学校と実習とバイトと遊びを繰り返し、なんの変化もない日常に振り回されているわたしの心に沁み沁みの歌詞

毎朝実習に向かうバスのなかで、退屈な日々ってまさに今じゃん、何かになれるかな、このままじゃ無理かな、ほんとに間違ってないのかな、なにもしないこと以外は間違いじゃないはずだって、ああ私が思い出すのはあの人の声だな、誰かに私の声を思い出してほしいな、私はまだ何にもなれてない、まだ?ずっと何にもなれないと思うんだけど、どうかな、とか考えながら聞く 心の葛藤ばり引っぱりだしてくる曲

二曲目 チューハイ少女

チューハイってなんて可愛い響き、ネーミングから初心者向けのお酒って感じする

チューハイ無くしたら女の子の未成年飲酒半分くらい減りそう

そんなチューハイに少女なんてつけてチューハイ少女というスーパーワードにするはっとりさん

君はノンアルチューハイガールってどういうこと?好きだからなんでもいいけど

歌詞ちゃんと聞くと男の子が好きな女の子に振りまわされて結局振られてるなって感じ

そういえばちょっと前にこんな感じで男の子を振ってしまったこと思い出した

三曲目 言い訳ばかりの男

こんな男振って正解よなこの女の子って感じの曲。歌詞はこんな感じだけど、このメロディーがアルバムの中で一番好き。頭に残る。

四曲目 愛の手

言い訳ばかりの男 のあとすぐに、いつか手を引っ張ってよ なんてフレーズ持ってくるなんてほんとだらしない、メロディーと声が良すぎてそんなだらしなさも エモい に変えてしまうんですけどね ギターボーカルのはっとりさんは

ちゃんと聞くとね、忘れて生きる なんてフレーズが4回もでてくるのに(忘れて歩くを含むと5回)、ぜんぜん忘れる気なさそうで面白切ない。たぶんこのアルバムの中で一番聴いてる。

五曲目 ハートロッカー

アップテンポでポップで手拍子なんかも入ってて楽しい、対して歌詞は最初少し暗いけど終盤になるにつれて明るくなっていく

ハートロッカーって曲名がめちゃくちゃ合う

はみ出す不器用で戦わないと ってフレーズ

私は不器用じゃないので共感はしないけど、なんでかぐっときて好き

ぐっときてる時点で実は不器用なのかな

あとは、いいメロディーが浮かんできた って、すっごい良いメロディーで歌ってる。さぞ気持ちいいと思う。

六曲目 keep me keep me

女の子目線の曲、歌詞はずっと切ないけど愛の手と違ってさっぱりしてる感じがするのは女の子目線だからなのかなって思った

なんか聞けば聞くほど、歌詞にでてくる あなた はこの女の子が思ってる以上に、この女の子のことが好きなんじゃないかなって思えてくる。

 あなた の会いたいってほんとに アレ なのかな、ほんとはソレじゃないのかな。サビを信じてみてもいいんじゃない。って、私はすぐ調子良い言葉に騙される典型的な馬鹿女なのでそんな風に考えちゃう。

あなた の会いたいはソレじゃないとか、間違いにすぐ気付くとことか、この女の子絶対賢いから、ちゃんと幸せになれるんだろうなって思う

私も学ぼう

七曲目 恋の中

2ヶ月くらい前かな、好きで好きで会うと胸がいっぱいになりすぎて全然ご飯が食べられなくなる、くらいに好きな人とデートした。

まあ色々やらかしてもう連絡とってないけど。

その人思い出しちゃうわ。ほんとその日以降2週間くらいずっと心臓痛かったし、全然ご飯食べられなかった。だいぶ薄れてきたけど、まだ消化できてなくて迂闊に思い出したくない。真剣に聞けば聞くほど 胸が痛い が身体に共鳴して胸が痛くなる。

だからあんまり真面目に聞かないようにしてる、さらっと聞き流す。

でリピートでまたサウンドオブサイレンが流れ出して永遠に同じこと考えてる

とりあえず七曲、わたしの好きな歌